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氷温の教科書

氷温食品入門

著者 山根 昭彦

出版元 日本食糧新聞社 定価 本体1,200円+税

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これまでに、「味噌・醤油入門」、「漬物入門」、「豆腐入門」や「乾物入門」といった日本の伝統的な食品に関する入門書や、「チーズ入門」、「パスタ入門」や「ハム・ソーセージ入門」といった代表的な外来の食品に関する入門書まで数多く出版されています。


その中でも「○○食品入門」というタイトルのシリーズでいえば「冷凍食品入門」、「レトルト食品入門」、「特定保健用食品入門」についで本書が4作目にあたり、食品業界における「氷温食品」の注目や関心の高さを感じます。


本書の発刊が食品市場における「氷温食品」の位置づけを明確にする契機となることは間違いないものと期待しております。


平成23年3月25日 初版発行

平成27年5月15日 改訂版発行



一、零度は生と死の境界温度か

1.「氷温」発見までの低温技術の歴史
2.失敗から発見されたマイナス温度の世界
3.生と死の境界線は氷結点にある
4.氷温域は生きている


二、伝統食品加工技術に秘められた「寒」を生かす知恵

1.寒の味、旬の味
2.低温熟成・発酵の伝承技術「漬物」
3.低温乾燥・熟成の伝承技術「寒干し」
4.「寒」、「旬」を氷温に再現する


三、氷温-零度以下の生なる世界

1.氷温の定義
2.氷温技術の特長
3.各食品の氷温貯蔵
4.氷温熟成
5.氷温発酵
6.氷温乾燥
7.氷温濃縮


四、氷温関連技術と新技術開発

1.氷温予冷
2.アイスコーティングフィルム貯蔵
3.氷温ジェルアイスによる氷温輸送
4.氷温CA貯蔵と氷温MA貯蔵
5.氷温新技術開発
6.氷温の効果
7.動植物の耐寒性にみる氷温のメカニズム


五、生態氷温と過冷却温度の利用

1.生態氷温-個体レベルの生死の境
2.生態氷温を利用した生体保存技術
3.超氷温域の利用による新しい世界
4.氷温の構造と摘要


六、全国に拡がる氷温食品

1.ソフトとハードの一体化
2.匠の技を生かす氷温機器
3.氷温食品開発のポイント
4.氷温認定制度
5.氷温食品の分類
6.プレミアム「超氷温」ブランドの確立を目指して


七、医学・獣医学への展開

1.医学への展開
2.歯学・獣医学への展開



食品知識ミニブックス入門シリーズとは・・・


 これから食品業界で活躍する人や、スーパーマーケットの従業員をはじめ、食料品の販売に携わる第一線の方々に、食品の基礎的な商品知識をもっていただくために刊行されたものです。
 この入門書は、食品とその販売に携わる方々の社員教育をはじめ、セールスポイントのつかみ方、戦略の立て方等に、食品業界はもとより関連業界の方々にも、広く利用されています。







 
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